「温床」の読み方と意味とは?「おんしょう」と「おんどこ」の正しい読み方について詳しく解釈

「温床」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「温床」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「温床」の正しい読み方は「おんしょう」と「おんどこ」どちら

「温床」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを説明します。

「温」の漢字の音読みは「オン」で、訓読みは「あたた(かい)」です。

また、「床」の漢字の音読みは「ショウ」で、訓読みは「とこ・ゆか」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「おんしょう」と読めることが分かります。

また、二つの漢字を音読み+訓読みで繋いで、いわゆる「重箱読み」すれば、「おんとこ」と読め、これが発音しやすくするために熟語の後ろの語の最初の読みが清音から濁音へと変化する「連濁」の音変化をすれば、「おんどこ」と読める可能性もあることが分かります。

さて、「温床」の正しい読み方は「おんしょう」「おんどこ」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

「温床」の読み方としては、「おんしょう」が一般的です。

しかし、「おんしょう」と読む場合とは、少し意味は異なりますが、「おんどこ」と読まれることもあり、こちらの読み方も間違いとはいえません。

従って、どちらの読み方も正しいと言うことになります。

「温床」の意味

「温床」「おんしょう」と読む一般的な使い方では「そのものが増殖するのに都合がいい環境のこと」を意味し、悪いことが起きる条件がそろっている場合を指して使われることが多い言葉となります。

また、「おんどこ」と読まれるケースは少ないのですが、この場合には、文字通り「温かい寝床のこと」を意味します。

「温床」の言葉の使い方や使われ方

・『このスラム街が反政府勢力の温床となっています』
・『役人の許諾権が強いことが、役人に対する賄賂の温床となっている国が少なくありません』

まとめ

「温床」の読み方としては、「おんしょう」が一般的です。

しかし、「おんしょう」と読む場合とは、少し意味は異なりますが、「おんどこ」と読まれることもあり、こちらも間違いとは言えません。

また、この「温床」「おんしょう」と読む一般的な使い方では「そのものが増殖するのに都合がいい環境のこと」を意味し、「おんどこ」と読まれる場合には、文字通り「温かい寝床のこと」を意味します。

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