「溜席」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「溜席」の読み方とは? 読み方

「溜席」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「溜席」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「溜席」の正しい読み方は「たまりせき」

「溜席」の正しい読み方は「たまりせき」です。

「溜」には「溜場」【たまりば】「水溜」【みずたまり】など「たまり」という読み方があります。

「席」「席順」【せきじゅん】「客席」【きゃくせき】など「せき」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「たまりせき」「溜席」の正しい読み方です。

「溜席」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「溜席」のよくある間違った読み方として挙がるのが「りゅうせき」「たまりむしろ」です。

「溜」には「溜飲」【りゅういん】「残溜」【ざんりゅう】など「りゅう」という読み方があり「席」「席旗」【むしろばた】「安席」【やすむしろ】など「むしろ」とも読みます。

どちらも「溜席」の正しい読み方ではありません。

「溜席」について説明

「溜席」とは、「大相撲の観客席のうち土俵に最も近い席」のことです。

大相撲の観客席には個人で別れて座る椅子席と4人ずつの区画に分かれた枡席の2種類があります。

椅子席は館内の後方で枡席は土俵に近い位置に設けられていますが、枡席の中で土俵に最も近い席のことを「溜席」といいます。

土俵の間近から力士の姿を見物できますが、力士が落ちてくることもあるため注意が必要です。

「溜席」の言葉の由来

次に出番が来る力士や審判団がいる土俵脇のことを「たまり」といいます。

「たまりにある席」「溜席」の由来です。

まとめ

「溜席」は相撲見物の特等席です。

相撲以外ではなじみのない言葉ですが正しい意味と読み方を知っておきましょう。

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