「漁火」の読み方と意味とは?「いさりび」と「りょうか」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「漁火」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「漁火」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「漁火」の正しい読み方は「いさりび」と「りょうか」どちら

漁火は、りょうかという読み方をしてしまう人が珍しくありません。

というのも漁の漢字はりょうという読み方自体は可能であり、同時に火の漢字もかと読む事も可能です。

なのでそういった読み方を組み合わせる事で、りょうかという読み方をしてしまいます。

ですが実際は、漁火をりょうかと読むのは誤りで、いさりびと読むのが正解です。

正しい読み方の結論

漁火は、りょうかではなくいさりびと読むべき言葉となっています。

何故なら漁は、ぎょやりょうの他にも、いさりといった読み方も可能であり、同様に火の漢字もかだけでなく、ひという読み方が出来るのです。

ですがそこでどうして、いさりひではなく、いさりびになるかと言うと、連濁という発音の仕方が関係しています。

連濁とは、2つの語が結び付いて1つになる際に、発音し易くするために後ろの語が清音から濁音に変化する事です。

「漁火」の意味

漁火とは、魚介を獲る事といった意味を持っている漁の漢字に、ほのおや物が燃えて光を出す現象といった意味を有する火の漢字を付け足す事で完成した言葉となっています。

だからこそ漁火は、魚を誘い出す目的で夜間、漁船でたく火を表すのです。

「漁火」の言葉の使い方や使われ方

・『漁師にとって、漁火が明るい時は験が良いとされています』
・『イカ釣りの際にたかれる漁火は、かなり明るいです』
・『昨夜、沖の方を眺めているとかすかに漁船の漁火が見えました』

まとめ

漁火は、りょうかという読み方は間違いで、いさりびと読むべき言葉となっています。

どうしていさりひではなく、いざりびかと言うと、連濁という発音のやり方が関係しているのです。

更に漁火とは、夜間に魚を誘い出すために漁船でたく、火を示します。

読み方
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