この記事では、「灰汁」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「灰汁」の正しい読み方は「はいじる」と「あく」どちら
ここでは「灰汁」の読み方を解説します。
「灰汁」は「はいじる」や「あく」と読めますが、どちらが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
「灰汁」の読み方は「あく」と読むのが正解です。
「はいじる」という読み方は誤読になりますので、注意するとよいでしょう。
なお、「灰」は音読みで「かい」、訓読みで「はい」と読みます。
また「汁」は音読みで「じゅう」、訓読みで「しる」と読むのです。
そのため、通常の読み方をしても「あく」とは読めません。
「灰汁」と書いた場合には、特殊な読み方として「あく」と読んでいるのです。
「灰汁」の意味
「灰汁」とは、「灰を水に入れてできる上澄みの汁」や「野菜などが含んでいる渋い液」の事を意味します。
前者はアルカリ性の液体であり、後者は料理などで除去する対象とするものです。
そしてどちらも、「灰汁」と書いて「あく」と読むのです。
「灰汁」の言葉の使い方や使われ方
ここでは「灰汁」を使った例文を挙げていきます。
これらは全て「あく」と読みます。
誤って「はいじる」と読まないように注意しましょう。
・『灰汁はアルカリ性ですので、洗濯に使えます』
・『料理で灰汁を取り除く目的は、雑味をなくすことです』
・『灰汁を丹念に取り除くのは、日本料理の特徴でもあります』
まとめ
これらのことから、「灰汁」という言葉は、「あく」と読むことが分かります。
「灰汁」を「はいじる」と読まないよう注意しましょう。
また、「灰汁」とは、「灰を水に入れてできる上澄みの汁」や「野菜などが含んでいる渋い液」を意味する言葉です。
読み方と意味を、合わせておぼえておくとよいでしょう。