「炬燵」の読み方と意味とは?「こたつ」と「きょたつ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「炬燵」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「炬燵」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「炬燵」の正しい読み方は「こたつ」と「きょたつ」どちら

「炬燵」の読み方は「こたつ」で、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「炬」の音読みは「きょ・こ」で、「燵」の読み方は音読みの「たつ」のみですが、「きょたつ」とは読みません。

正しい読み方の結論

「炬燵」の正しい読み方は「こたつ」です。

「きょたつ」とは読みません。

「炬燵」の意味

「炬燵」「火燵」とも書き、「発熱するものの上をやぐらで囲み、上から布団をかけ、中に入って暖まる暖房器具のこと」という意味です。

熱源や構造により「掘り炬燵」「置炬燵」「電気炬燵」などがあり、日本の冬の風物詩となっています。

「こたつ」の語源は「火榻子(くゎたふし)」という言葉です。

やぐら部分が、牛車の乗り降りに使用する踏み台である「榻(しじ)」に似ていることから「火榻子」と漢字で表記され、その言葉を禅宗の僧が唐音で発音した「くゎたふし」が変化して「こたつ」になったのです。

「子」「椅子(いす)」などの様に、道具や家具に付く接尾辞です。

なお、「炬燵」「火燵」は当て字として後から付けられました。

「炬燵」の言葉の使い方や使われ方

「炬燵」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『冬は炬燵に入ってみかんを食べるのが一番だ』
・『猫が炬燵の中で寝ている』
・『実家には大きな掘り炬燵(ほりごたつ)がある』

まとめ

今回は「炬燵」の読み方について紹介しました。

「炬燵」の正しい読み方は「こたつ」「きょたつ」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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