この記事では、「無難」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「無難」の正しい読み方は「ぶなん」と「むなん」どちら
「無難」は「ぶなん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「無」の音読みは「む・ぶ」、訓読みは「な(い)」、「難」の音読みは「なん・だん」、訓読みは「かた(い)・ むずか(しい)・にく(い)」です。
「無難」と表記する場合「むなん」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「無難」の正しい読み方は「ぶなん」です。
「むなん」とは読みません。
「無難」の意味
「無難」の意味は「危険のないこと」「間違いのないこと」「特に優れているわけではないが、欠点もないこと」です。
「無」は「存在しない」「~がない」という意味、「難」は「事態がうまくいかない」「容易でない」「辛く苦しいこと」「文句をつける部分」という意味、「無難」で「うまくいかないことはない」「文句をつける部分がない」になります。
「欠点がない」という意味で使われる場合、「それほど良くもない」という意味も含まれているため、誉め言葉としては使えません。
「無難」の言葉の使い方や使われ方
「無難」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『現金よりもクレジットカードの方が無難だ』
・『接待でカラオケを無難に歌い切る』
・『就活の服装はリクルートスーツが一番無難だ』
まとめ
今回は「無難」の読み方について紹介しました。
「無難」の正しい読み方は「ぶなん」で、「むなん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。