この記事では、「煉瓦」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「煉瓦」の正しい読み方は「れんが」と「とうが」どちら
「煉瓦」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「煉」の漢字の音読みは「レン」で、訓読みは「ね(る)」です。
また、「瓦」の漢字の音読みは「ガ」で、訓読みは「かわら」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「れんが」と読めることが分かります。
しかし「煉」の漢字には「とう」との読みがないことから、「とうが」と読むことは出来ないように思われます。
さて、「煉瓦」の正しい読み方は、「れんが」と「とうが」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、先に個別の漢字の読み方から推察した通り、「煉瓦」は「れんが」と読むのが正しく、「とうが」と読むのは明らかな間違いです。
「煉瓦」を「とうが」と読む間違う原因としては、「煉」の漢字と、音読みが「とう」である「棟」や「凍」の漢字と取り違えられたためと思われます。
「煉瓦」の意味
「煉瓦」とは「粘土に砂や石灰などを混ぜて練り、この材料を長方体などに成型し、乾燥刺させた後に、窯で焼いた焼き物の一種のこと」を意味する言葉です。
「煉瓦」の言葉の使い方や使われ方
・『煉瓦造りの建築物には、古き時代の西洋の息吹が感じられます』
・『最近の建物では、煉瓦が使われることはほとんどなくなりました』
まとめ
「煉瓦」の正しい読み方は「れんが」で、「とうが」と読むのは明らかな間違いです。
また、この「煉瓦」とは「粘土に砂や石灰などを混ぜて練り、この材料を長方体などに成型し、乾燥刺させた後に、窯で焼いた焼き物の一種のこと」を意味する言葉です。