「煙火」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「煙火」の正しい読み方と意味について解説します。
「煙火」の正しい読み方は「はなび」と「えんか」どちら
「煙火」という言葉の読み方としては「はなび」と「えんか」が考えられます。
「はなび」と「えんか」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「煙火」は「はなび」と「えんか」の2つとも正しい読み方です。
「煙火」の「煙」と「火」はそれぞれ「えん」「か」と読みます。
2つの漢字を組み合わせた熟語である「煙火」も読み方をそのまま当てはめて「えんか」と読みます。
「はなび」は通常「花火」と表記しますが「煙火」も同じく「はなび」です。
「煙火」の「はなび」という読み方は熟字に言葉も意味に由来する読み方を当てはめたものです。
それぞれの漢字に読み方があるわけではなく「煙火」という熟語でのみ「はなび」と読むので「煙」を「はな」とは読みません。
「煙火」の意味
「煙火」とは、「黒色火薬と発色剤で作られる観賞用の火工品」を意味する言葉です。
夏の風物詩として知られるいわゆる「花火」と同じ意味で、打ち上げや手持ちなど様々な形態の花火の総称です。
「えんか」というのは主に花火を作る側が使う正式名称で花火の販売店は「煙火店」、製造工場は「煙火工場」と呼ばれます。
花火に関連する法律の条文でも「煙火」という言葉が用いられています。
「煙火」の言葉の使い方や使われ方
・『煙火に関する法律を調べる』
・『煙火を扱う施設には厳しい安全基準が適用される』
・『東京には老舗の煙火店が多い』
まとめ
「煙火」は「はなび」と「えんか」の2つの読み方を持つ言葉です。
専門用語に近い言葉で日常的にはあまり使いませんが業界内では当たり前に使われているので知っておきましょう。