「環指」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「環指」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「環指」の正しい読み方は「かんし」
「環指」の正しい読み方は「かんし」です。
「環」には「環境」【かんきょう】「循環」【じゅんかん】など「かん」という読み方があります。
「指」は「指導」【しどう】「屈指」【くっし】など「し」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「かんし」が「環指」の正しい読み方です。
「環指」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「環指」のよくある間違った読み方として挙がるのが「わし」「かんゆび」です。
「環指」には「花環」【はなわ】「耳環」【みみわ】など「わ」という読み方があり「指」は「指先」【ゆびさき】「両指」【りょうゆび】など「ゆび」とも読みます。
どちらの読み方も「環指」には当てはまりません。
「環指」について説明
「環指」とは、「くすりゆび」を表す言葉です。
親指から数えて4番目に位置する小指の隣りにある指を指します。
一般的には「薬指」【くすりゆび】と呼ばれていますが医療現場などでは「環指」と呼ばれています。
「環指」の言葉の由来
「環」は輪になっているものを意味し「環指」の場合は指にはめる輪、つまり「指輪」を表します。
西欧では昔から薬指が心臓に最も近く心に直結している指だと考えられていたことから婚約指輪や結婚指輪など大切な指輪は薬指にはめるのが習わしでした。
「指輪をはめる指」が「環指」の由来です。
まとめ
「環指」は日常的な言い方ではありませんが、怪我や治療の説明などで使われる表現なので覚えておきましょう。