この記事では、「瓦斯」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「瓦斯」の正しい読み方は「がし」と「がす」どちら
「瓦」という漢字は訓読みでは「かわら」、音読みでは「が」と読みます。
そして、「斯」という漢字は訓読みでは「これ」や「斯(こ)の」と読み、音読みでは「し」と読みます。
「瓦斯」の場合、「瓦」と「斯」両方を音読みにしますが、「斯」の音を変化させ「がす」と読むのが正しいです。
正しい読み方の結論
「瓦斯」は正しくは「がす」と読みます。
「瓦斯」の意味
「瓦斯」が指すのは気体や燃料用の気体などを指す「ガス」のことです。
「瓦斯」=「ガス」と言われてもイマイチしっくりこない方も多いのではないでしょうか?
たしかに「瓦」は「かわら」を意味する漢字であり、「斯」は「これ」や「この」などの意味を指す漢字であるため、どちらも「ガス」とは全く関係がない漢字と言っても過言ではありません。
では、何故「ガス」を「瓦斯」と表記するのかというと、これは漢字が持つ意味を無視して、読むときの音だけを基準に漢字を当てた「当て字」が用いられているからなのです。
「瓦斯」意外では「亜細亜」(=アジア)や「伴天連」(=バテレン)なども元の言葉とは全く関連性のない漢字を読みの音だけであてがった「当て字」になります。
「瓦斯」の言葉の使い方や使われ方
・『東京ガスの商号は東京瓦斯株式会社である』
・『夕暮れ時の瓦斯灯が煌めく景色がこの街の自慢である』
・『業者に頼んで古い瓦斯管を新しいものに取り替えてもらった』
まとめ
・「瓦斯」は正しくは「がす」と読みます。
・「瓦斯」が指すのは気体や燃料用の気体などを指す「ガス」のことです。