この記事では、「甘楽」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「甘楽」の正しい読み方は「かんらく」
甘味料や甘言、甘露等といった言葉を見れば理解出来る事でしょうが、甘の漢字は音読みで、かんと読む事が可能です。
後ろの楽の漢字は、安楽とか楽園、快楽といった言葉の通り音読みで、らくと読む事が出来ます。
だからこそ甘の漢字の音読みであるかんと、楽の漢字の音読みであるらくとを組み合わせる事で甘楽は、かんらくと読むのが正しい読み方となっているのです。
「甘楽」の間違った読み方や間違いやすい読み方
甘いや甘さといった言葉みたいに、甘は訓読みであまと読む事が出来る漢字となっています。
続く楽の漢字は、楽しいや楽しむといった言葉の様に、訓読みではたのと読めるのです。
お陰で甘の漢字のあま読みと、楽の漢字のたの読みを合体させる事で甘楽は、あまたのと読まれる事があります。
確かに甘の漢字をあまと読むのも、楽の漢字をたのと読むのは誤りではありません。
所が甘楽という言葉に対して、訓読み同士を繋げて、あまたのと読むのは間違いなので、注意する必要があります。
「甘楽」について説明
甘楽は漢字の構成を目にすれば分かる様に、甘んじて楽しむという意味を表すのです。
まとめ
甘は訓読みであまと読めるし、楽は訓読みでたのと読む事が出来ます。
故に甘楽の漢字表記を見て、あまたのと読んでしまう人も存在しているのです。
ですが甘楽の言葉に関しては、訓読み同士を繋ぎ合わせる読み方は誤りとなっています。
訓読みではなく音読みを繋げて、かんらくと読むのが正解な読み方となっているのです。
更にそんな甘楽には、甘んじて楽しむという意味があります。