この記事では、「甚振る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「甚振る」の正しい読み方は「いたぶる」と「はたふる」どちら
「甚振る」の読み方として推測できるものに、「いたぶる」と「はたふる」があります。
「いたぶる」と「はたふる」の二つの読み方のうち、「甚振る」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「甚振る」の正しい読み方の結論は、「いたぶる」が正しい読み方になります。
「甚振る」の言葉の「甚」という漢字の音読みは「ジン」、訓読みは「はなはだしい・いたく」です。
しかし、「甚振る」という言葉では慣用句の特別な読み方となり、「いたぶる」が正しい読み方となるのです。
「甚」の漢字には「はた」という読み方自体が存在しないので、「甚振る」を「はたふる」と読むのは明らかな誤読となります。
「甚振る」の意味
「甚振る」の意味は、「自分よりも弱いものをじわじわと痛めつけること」を意味しています。
「甚振る」には、「自分に反抗できないものをいじめたり嫌がらせをしたりする」といった意味合いもあります。
また「甚振る」は嫌がらせのレベルを超えて、「恐喝して金品をゆする、脅してお金を奪う」といった意味で使われる場合もあります。
「甚振る」の古語的な意味は「激しく揺さぶる」ですが、現代ではほぼその意味では使われません。
「甚振る」の言葉の使い方や使われ方
「甚振る」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『中学生にもなって、小さな小学生の子供を甚振るような情けないいじめはやめるべきです』
・『俺を学生時代に甚振ってくれたあいつらに復讐を果たすことだけを心の支えにしてやってきました』
・『抵抗できない彼を甚振って金品まで脅し取っていたのですから、警察に被害届を提出すべきだと思います』
まとめ
この記事では、「甚振る」の正しい読み方「いたぶる」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「甚振る」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。