「生兵法」という言葉はどのような読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「生兵法」の正しい読み方と意味について解説します。
「生兵法」の正しい読み方は「なまびょうほう」と「せいへいほう」どちら
「生兵法」という言葉の読み方としては「なまびょうほう」と「せいへいほう」の2つが候補になります。
「なまびょうほう」と「せいへいほう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「生兵法」の正しい読み方は「なまびょうほう」です。
「生」には「生麦」【なまむぎ】「半生」【はんなま】など「なま」という読み方と、「生命」【せいめい】「新生」【しんせい】など「せい」という読み方があります。
「兵法」は2字の熟語で「ひょうほう」もしくは「へいほう」と読みます。
「生兵法」の正しい読み方として辞書に掲載されているのは「なまびょうほう」です。
「生兵法」を「せいへいほう」と読むことはなく、「なまびょうほう」が唯一の正しい読み方です。
「生兵法」の意味
「生兵法」とは、「中途半端に身につけた戦闘術」を意味する言葉です。
「生兵法」の「生」は「生半可」を表しています。
「兵法」には「ひょうほう」と「へいほう」の2つの読み方がありますが剣術や槍術など個人の戦闘技術を意味する場合は「ひょうほう」、部隊や軍団を指揮するような集団の戦闘知識を意味する場合は「へいほう」と明確な決まりはないものの読み方によって大まかに意味が分かれます。
「生兵法」は中途半端な個人の戦闘技術を意味するので「なまびょうほう」と読みます。
付け焼き刃で十分に身に付いていない戦闘技術に対して使われる言葉です。
「生兵法」の言葉の使い方や使われ方
・『生兵法は怪我のもとだ』
・『あんな生兵法で勝てるわけがない』
・『生兵法のせいで余計に酷い目にあった』
まとめ
「生兵法」は「なまびょうほう」以外の読み方はなく「せいへいほう」は間違った読み方です。
ことわざくらいでしか使う機会のない言葉ですが読み方を覚えておきましょう。