「生地」という言葉はどのような読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「生地」の正しい読み方と意味について解説します。
「生地」の正しい読み方は「きじ」と「せいち」どちら
「生地」という言葉の読み方として「きじ」と「せいち」が候補になります。
「きじ」と「せいち」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「生地」の正しい読み方は「きじ」と「せいち」です。
「生地」は正しい読み方が複数ある言葉で「きじ」と「せいち」の二つが正しい読み方として認められています。
辞書にも正しい読み方として「きじ」と「せいち」の2つが掲載されていますが、それぞれの読み方で言葉の意味は異なります。
「生地」の意味
「生地」を「きじ」と読むとき、その意味は「手を加えないそのままの下地」です。
一般的には加工前の布地や織物を指す言葉として使われますが釉薬を塗る前の素材を加工したままの器や切ったり伸ばしたり整形する前の段階にある小麦粉を練ったかたまりなど、最終的な仕上げをする前の状態を指して「きじ」といいます。
「生地」を「せいち」と読むとき、その意味は「生まれた土地」です。
その人がこの世に生を受けた場所を表す言葉で「出生地」とほぼ同じ意味合いで使われます。
もう一つ別の意味として「事情に詳しくない未知の土地」という意味合いでも使われます。
「生地」の言葉の使い方や使われ方
・『生地を選んで洋服を仕立てる』
・『そば生地を細く切ってそばを仕上げる』
・『愛知県岡崎市は徳川家康の生地として知られている』
まとめ
「生地」は「きじ」と「せいち」のどちらも正しい読み方です。
読み方によって言葉の意味が異なるので間違えることのないように読み方と言葉の意味を併せて覚えておきましょう。
