「面映」の読み方と意味とは?「おもはゆ」と「おもばえ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「面映」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「面映」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「面映」の正しい読み方は「おもはゆ」と「おもばえ」どちら

「面映」には2つの読み方があります。

1つ目は「おもはゆ」で、訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「面」の音読みは「めん・べん」、訓読みは「おも・おもて・つら・も」「映」の音読みは「えい」、訓読みは「うつ(る)・うつ(す)・は(える)・は(やす)」です。

本来「面映ゆ」と送り仮名が付きますが、文化庁により、送り仮名を含む語句を名詞として使う場合、送り仮名は省略できるとされています。

2つ目は「おもはゆい」で、熟字訓という読み方です。

熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。

本来は「面映ゆい」ですが、熟語に形容詞をあてています。

「面映」と読む場合、「おもばえ」とは読みません。

正しい読み方の結論

「面映」の正しい読み方は「おもはゆ」「おもはゆい」で、意味は同じです。

「おもばえ」とは読みません。

読み方により意味が違ってきます。

「面映」の意味

「面映」の意味は、「顔を合わせるのが照れくさい」「恥ずかしくて決まりが悪い」です。

「おもはゆ」と読む場合名詞形で、「おもはゆい」と読む場合、形容詞形になります。

「面(おも)」「顔」という意味、「映」の語源は古語の「映ゆし」で、「光輝いてまばゆい様子」です。

「顔を合わせるとまばゆい」から転じて「照れくさい」「決まりが悪い」という意味で使われる様になりました。

「面映」の言葉の使い方や使われ方

「面映」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『久しぶりに幼馴染と会って面映(おもはゆ)を感じる』
・『恋人とケンカした後仲直りをするのは面映(おもはゆい)ものだ』
・『褒められ過ぎて面映(おもはゆ)だ』

まとめ

今回は「面映」の読み方について紹介しました。

「面映」の正しい読み方は「おもはゆ」「おもはゆい」の2つで、「おもばえ」とは読みませんj。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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