この記事では、「生絹」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「生絹」の正しい読み方は「きぎぬ」と「すずし」どちら
生絹の漢字を目にして、きぎぬと読む人もいれば、すずしと読む人もいたりするものです。
お陰で、きぎぬとすずしのどちらの読み方が正しいのかで、悩んでしまう人も珍しくはありません。
ですが生絹は、きぎぬと読む事が出来る上に、すずしという読み方も可能な言葉です。
なので、どちらの読み方をしても、正しい読み方と言えます。
正しい読み方の結論
生絹は、きぎぬとすずしの両方の読み方が可能な言葉です。
ただし生の漢字は、きという読み方があるし、絹の漢字は、きぬと読めるので、きぎぬと読むのはまだ何となく理解出来る部分があります。
厄介なのが、すずしと読む事であり、生絹という漢字だけを見ても、何故そう読むのか理解出来ません。
それもそのはずで、これは日本語の熟字訓と言われる特殊な読み方であるからです。
熟字訓とは、2文字以上の漢字である熟字に訓読みを当てた読み方であり、生絹は予めそんな熟字訓によって、すずしと読むと決まっています。
「生絹」の意味
生絹は、加工しないやいきるといった意味がある生の漢字に、きぬとかきぬ糸で織った織物といった意味を持っている絹の漢字を付け足す事により、成立した言葉です。
だからこそ生絹は、生糸で織って練られていない絹織物を表します。
「生絹」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女は先週、生絹の着物を購入したそうです』
・『生絹を煮る事により、柔らかくする事が出来ます』
・『その男性は、白の生絹の衣を纏った姿で私達の前に登場したのです』
まとめ
生絹という漢字表記を見て、きぎぬとすずしという2つの読み方が頭に浮かんでしまう人がいるものです。
そのためどちらが正しい読み方かで迷ってしまう人もいますが、生絹は、両方の読み方が可能であり、正しい読み方と言えます。
そんな生絹は、生糸で織った絹織物という意味に使用される言葉です。