「由緒」の読み方と意味とは?「ゆいしょ」と「ゆうしょ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「由緒」の読み方と意味とは? 読み方

「由緒」という言葉はどんな読み方なら正しく読めるのでしょうか。

今回は、「由緒」の正しい読み方と意味について解説します。

「由緒」の正しい読み方は「ゆいしょ」と「ゆうしょ」どちら

「由緒」という言葉を正しく読むには「ゆいしょ」「ゆうしょ」のどちらかの読み方を使えば良さそうです。

「ゆいしょ」「ゆうしょ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「由緒」の正しい読み方は「ゆいしょ」「ゆうしょ」の両方です。

「由緒」の本来の正しい読み方は「ゆしょ」であり「ゆいしょ」「ゆうしょ」のどちらでもありません。

「ゆしょ」だと発音しにくいことから発音しやすい形に直された慣用読みが広まり、その中でも定着して正しい読み方として認められるようになったものが「ゆいしょ」「ゆうしょ」です。

現在はほとんど「ゆいしょ」という読み方が使われており「ゆうしょ」は使われていませんが、古い文献などには「ゆうしょ」という読み方が使われています。

辞書にも「ゆいしょ」「ゆうしょ」の両方が正しい読み方として掲載されています。

「由緒」の意味

「由緒」とは、「物事のそもそもの始まり」または「現在に至るまでの来歴」を意味する言葉です。

物事を過去に遡った時ときにたどれる道筋や行き着く先を表します。

現在に至るまでの出来事や経緯の総称を指し、物事の背景やいわれを指す意味でも使います。

「由緒」の言葉の使い方や使われ方

・『由緒正しい家柄』
・『由緒ある骨董品』
・『由緒をたどると鎌倉武士に行き着く』

まとめ

「由緒」「ゆいしょ」「ゆうしょ」のどちらも正しい読み方ですが現在は「ゆいしょ」と読むのが一般的です。

人や物品に対してだけではなく家柄など形のないものに対しても使われる表現なので正確な意味を理解して使いましょう。

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