この記事では、「留まる」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「留まる」の正しい読み方は「とまる」と「とどまる」どちら
「留まる」には2つの読み方があります。
1つ目は「とまる」という読み方で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語での本来の意味をあてはめた読み方です。
2つ目は「とどまる」で、こちらの訓読みになりますが、常用外になり、公的には使われません。
正しい読み方の結論
「留まる」は「とまる」「とどまる」どちらも正しい読み方です。
ただし、「とどまる」は常用外で、読み方により意味が違ってきます。
「留まる」の意味
「留まる」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「とまる」と読む場合、「動いていたものが動かなくなる」という意味で、人が意図的に操作してある場所で動かなくすることに使われます。
「とどまる」と読む場合、「進行していたものが停止する」「同じところ・地位にそのままいて動かないでいる」「滞在する」という意味です。
どちらも共通するのは「動いていたものが動かなくなる」という意味ですが、「とまる」は「ある場所で人為的に動かなくすること」という意味、「とどまる」は「ある場所で動かなくなりそのまま居続けること」という意味です。
「留まる」の言葉の使い方や使われ方
「留まる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『バスが停留所に留まる(とまる)』
・『予定を変更してしばらくこの地に留まる(とどまる)』
・『彼はまだ退任せず留まる(とどまる)つもりだ』
まとめ
今回は「留まる」の読み方について紹介しました。
「留まる」は「とまる」も「とどまる」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。