「美徳」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「美徳」の読み方とは? 読み方

この記事では、「美徳」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「美徳」の正しい読み方は「びとく」

「美徳」は、「美」の音読み「ビ」「徳」の音読み「トク」を組み合わせ、「びとく」と読みます。

「美徳」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「美徳」「美」は、常用漢字としては音読みで「ビ」と読みますが、表外読み(常用漢字表に載っていない読み方)や人名用漢字では「ミ」と読みます。

「美(ミ)」は人名や地名などの固有名詞に利用されることが多いので、「美」「み」と読めるイメージを持つ人も多いでしょう。

だからといって「美徳」「みとく」と読んでしまうと大きな間違いになってしまうので、「美徳=びとく」と正しい読み方を覚えておくことが大切です。

「美徳」について説明

「美徳」は、人として持ち備えることが好ましい、美しいとされる徳性のことです。

徳性とは、道理をわきまえていて品性が備わっている様を表し、さまざまな性質や振る舞いが挙げられます。

一般に「美徳」といわれるものには、正義、慈愛、勇気、誠実などといった、人として正しい行いがあります。

ただし、どのような特性を「美徳」と呼ぶのか明確な定義はなく、時代や環境、思想によっても「美徳」の基準は異なります。

似ている言葉に「道徳(どうとく)」がありますが、「道徳」は常に全ての人に当てはまる規範であることに対し、「美徳」は置かれた状況によって内容が変化するところが違います。

まとめ

「美徳」「びとく」と読むのが正しいです。

「みとく」と読まないよう、「美徳」という言葉の意味や正しい読み方をきちんと覚えておきましょう。

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