この記事では、「留守」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「留守」の正しい読み方は「るす」と「りゅうしゅ」どちら
「留守」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、説明します。
「留」の漢字の音読みは「リュウ・ル」で、訓読みは「と(める)」です。
また、「守」の漢字の音読みは「シュ・ス」で、訓読みは「まも(る)・も(り)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「るす」とも「りゅうしゅ」とも読める可能性があることが分かります。
しかし、この漢字の読みの分析からは、いずれが正しいかは分かりません。
さて、「留守」の正しい読み方は「るす」と「りゅうしゅ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「留守」の正しい読み方は「るす」で、「りゅうしゅ」と読むのは間違いです。
漢字の読みからは、いずれの読み方も可能ですが、その一方が間違いで、もう一方が正しいと言うことになります。
日本語の読み方の難しさが、こんな点にもあると言えます。
「留守」の意味
「留守」とは、「外出して家にいないこと」を意味する言葉です。
「留守」の言葉の使い方や使われ方
・『呼び鈴を2度押しても応答がないので、恐らく外出されていて、お留守のようです』
・『1週間も自宅を留守にする際には、泥棒に不在であることを知られないように、新聞配達は止めてもらう方が良いと言えます。
・『ある商品のクレーム処理に追われて、新製品開発の進捗フォローが留守になっていたと、反省しています』
まとめ
「留守」の正しい読み方は「るす」で、「りゅうしゅ」と読むのは間違いです。
また、この「留守」とは、「外出して家にいないこと」を意味する言葉です。