この記事では、「異名」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「異名」の正しい読み方は「いめい」と「いな」どちら
「異」は訓読みでは「異(こと)なる」、「異(あや)しい」と読み、音読みでは「い」と読む漢字です。
そして、「名」という漢字は訓読みでは「な」と読み、音読みでは「めい」や「みょう」と読みます。
送り仮名を添えて用いないので、「な」も一見音読みのように感じますが、訓読みなので注意しましょう。
「異名」の場合、「異」と「名」それぞれに音読みを当て、「いめい」、もしくは「いみょう」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「異名」の正しい読み方は「いめい」、もしくは「いみょう」になります。
「異名」の意味
「異名」とは、「本名や本来の名称以外の名称」や「あだ名」などの意味を含める言葉です。
「異名」の類義語としては「別名」や「別称」、「異称」や「俗称」、「二(ふた)つ名」、「又(また)の名」、「ニックネーム」などがあります。
「異」は「他の」や「別の」という意味や「珍しい」、「普通ではない」、「正しくない」、「怪しい」などの意味が含まれる漢字です。
そして、「名」という漢字には「なまえ」や「よびな」のほか、「呼ぶ」や「誉」などの意味が含まれています。
「異名」の言葉の使い方や使われ方
・『オオクワガタは高値で売れることから黒いダイヤモンドの異名を持つ』
・『牡蠣は乳白色であることや、豊富な栄養素を含んでいることから海のミルクの異名で呼ばれる』
・『獅子心王の異名で知られるリチャード1世はイングランドの王である』
まとめ
・「異名」の正しい読み方は「いめい」、もしくは「いみょう」になります。
・「異名」とは、「本名や本来の名称以外の名称」や「あだ名」などの意味を含める言葉です。