この記事では、「異国」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「異国」の正しい読み方は「いこく」と「いくに」どちら
「異」という漢字は訓読みでは「異(こと)なる」や「異(あや)しい」と読み、音読みでは「い」と読みます。
そして、「国」という漢字は訓読みでは「くに」と読み、音読みでは「こく」と読みます。
「異国」の場合、「異」と「国」それぞれに音読みを当て、「いこく」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「異国」の正しい読み方は「いこく」になります。
「異国」の意味
「異国」とは、「外国」や「異邦」、「外つ国(とつくに)」という意味を表す言葉です。
「異国」を含める熟語の例には以下があります。
・「異国人(いこくじん)」・・・外国人や異邦人。
・「異国趣味(いこくしゅみ)」・・・外国の風物やそこから感じられる趣に憧れ、好むことや外国の人物や事柄を取材して、芸術的効果を上げる手法、エキゾチシズム。
・「異国情緒(いこくじょうちょ)/異国情調(いこくじょうちょう)」・・・外国らしい風物が醸し出す、自国の風物とは異なる雰囲気や趣のこと。
・「異国船打払令」・・・江戸時代、西洋列強の船の来航が増えたことに対して、1825年に江戸幕府が発した、外国船の追放令。
「異国」の言葉の使い方や使われ方
・『色々な文化の紹介イベントでは異国情緒溢れる展示物がたくさん並べられていた』
・『黒船来航を機に、異国人を日本から排する尊王攘夷思想に火が付いた』
・『江戸時代、幕府により異国船打払令が出された』
まとめ
・「異国」の正しい読み方は「いこく」になります。
・「異国」とは、「外国」や「異邦」、「外つ国(とつくに)」という意味を表す言葉です。