この記事では、「病床」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「病床」の正しい読み方は「びょうしょう」と「びょうとこ」どちら
「病」という漢字は訓読みでは「やまい」や「病(や)む」と読み、音読みでは「びょう」や「へい」と読みます。
「床」という漢字は訓読みでは「とこ」や「ゆか」、音読みでは「しょう」と読みます。
「病床」の場合、「病」と「床」の両方を音読みにして「びょうしょう」と読むのが正しいです。
正しい読み方の結論
「病床」は正しくは「びょうしょう」と読みます。
「病床」の意味
「病床」には以下の意味が含まれています。
・「病人が寝る床」や「やまいの床」、「病褥(びょうじょく)」(=病人が寝るベッドパッドなどのこと)。
・「病院や診療所などにある入院患者用のベッド」。
日本の医療法において「病床」は一般病床、療養病床、精神病床、感染症病床、結核病床の5つに分類されています。
コロナ禍に際し、ニュースなどで「病床使用率」という言葉を見聞きする機会が増えました。
この「病床使用率」とは、新型コロナウィルス感染患者用の病床がどれほど埋まっているかの割合を示しており、医療体制の逼迫度合いを知るための指標として用いられています。
「病床」の言葉の使い方や使われ方
・『健康に気を遣っていたつもりだったが、先日風邪をひいて病床に臥してしまった』
・『連休を利用して、遠方にいる祖母の病床を見舞ってきた』
・『各県の病床使用率がひっ迫している状況が連日報道されている』
まとめ
・「病床」は正しくは「びょうしょう」と読みます。
・「病床」とは、「病人が寝る床」や「やまいの床」や「病院や診療所などにある入院患者用のベッド」などの意味を含む言葉です。