「白地図」という言葉の正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「白地図」の正しい読み方と意味について解説します。
「白地図」の正しい読み方は「はくちず」と「しろちず」どちら
「白地図」という言葉の読み方として「はくちず」と「しろちず」の2つが浮かびます。
「はくちず」と「しろちず」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「白地図」の正しい読み方は「はくちず」と「しろちず」の2つです。
「白地図」の「白」には「白紙(はくし)」「漂白(ひょうはく)」など「はく」という読み方と、「白袴(しろばかま)」「白め(しろめ)」など「しろ」という読み方があります。
「はくちず」と「しろちず」は現在どちらも正しい読み方として認められていますが本来の正しい読み方は「はくちず」であり、「しろちず」は誤った読み方だとされていました。
ところが「白地図」を「しろちず」と読む誤読が跡を絶たず多くの人に広まってしまったことから「しろちず」が慣用読みとして認められるようになります。
今では辞書にも掲載されている正しい読み方です。
「白地図」の意味
「白地図」とは「地形や境界線などのみで地名や地図記号が書かれていない地図」のことです。
土地の輪郭線と各種境界線のみが書かれた地図のことで、書き込みがなく色分けもされていない真っ白な状態であることから「白地図」と呼ばれます。
「白地図」に様々な情報を書き加えていくことで地図が完成します。
「白地図」の言葉の使い方や使われ方
・『白地図に地名を書き込む』
・『白地図を色分けしていく』
・『地理の授業で白地図を使う』
まとめ
「白地図」の本来の正しい読み方は「はくちず」ですが、現在は「しろちず」も正しい読み方として認められています。
間違いだと指摘する人もいますが正しい読み方なので堂々と使用してください。