「白壁」という言葉は色々な読み方が考えられますがどう読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「白壁」の正しい読み方と意味について解説します。
「白壁」の正しい読み方は「しらかべ」と「しろへき」どちら
「白壁」という言葉の読み方として考えられる中で有力なのが「しらかべ」と「しろへき」の2つです。
「しらかべ」と「しろへき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「白壁」は正しい読み方は「しらかべ」「しろかべ」「はくへき」です。
「白」には「白砂」【しらすな】「白菊」【しらぎく】など「しら」という読み方があります。
「壁」は「壁板」【かべいた】「土壁」【つちかべ】など「かべ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「しらかべ」は「白壁」の正しい読み方です。
辞書には「白壁」の正しい読み方として「しらかべ」のほかに「しろかべ」「はくへき」が掲載されていますが「しろへき」はありません。
「白壁」の意味
「白壁」とは、「白い壁」を指す言葉です。
白い色をした壁全般を指す言葉ですが本来は白漆喰で塗り上げた壁を指しますが、現在はペンキなどの塗料で白く塗った壁やパネルなどもともと白い色の素材を使った壁も「白壁」と呼んでいます。
下地となる壁の上に白漆喰を丁寧に美しく仕上げる様子から転じて「顔を真っ白く塗りたくるような厚化粧」という意味でも使われています。
「白壁」の言葉の使い方や使われ方
・『美しい白壁の町並み』
・『ひび割れた白壁を補修する』
・『腕のいい左官に頼んで白壁を作る』
まとめ
「白壁」は「しらかべ」に加えて「しろかべ」「はくへき」が正しい読み方で「しろへき」という読み方は使いません。
読み間違えの多い言葉なので正しい読み方を覚えておきましょう。
