この記事では、「白斑」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「白斑」の正しい読み方は「はくはん」
「白斑」という言葉の正しい読み方は、「はくはん」になります。
「白斑」というのは、皮膚の色素が抜けて白くなる皮膚疾患の名称です。
「白斑」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「白斑」の間違った読み方として、「しろまだら・はくまだら・しろなまず」などを推定することができます。
「白斑」という言葉に使われている「白」の漢字は、訓読みで「しろ」と読むこともできるからです。
「白斑」は別名を「しろなまず」というため、間違ってそう読まれる可能性もありますが、「しろなまず」の漢字表記は「白癜」です。
「白斑」の正しい読み方は、「はくはん」と決まっているのです。
「白斑」について説明
「白斑」(はくはん)とは、「メラニン色素が何らかの理由で生成できなくなり、皮膚の一部あるいは全部の色が抜けて白くなっていく皮膚疾患」です。
全身の色素が抜けている「アルビノ」は遺伝子に変異がある先天性疾患ですが、「白斑」は中年期以降に発症することも多い後天性疾患である違いがあります。
ただし、遺伝子異常による色素欠落で肌が白くなる先天性疾患の状態も「白斑」と呼ぶことはあります。
「白斑」は「尋常性白斑」(じんじょうせいはくはん)と呼ばれることもありますが、メラニン色素を生成するメラニン細胞(メラノサイト)が消失したり機能低下したりすることによって起こると推測されます。
現代医療でも決定的な治療法はなく、軟膏の外用療法や紫外線療法などの症状進行を遅らせるための対症療法が行われています。
まとめ
この記事では、「白斑」の正しい読み方が「はくはん」であることを説明しました。
「白斑」の間違いやすい読み方や「白斑」の意味についても詳しく解説していますので内容をチェックしてみてください。