「白状」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「白状」の読み方とは? 読み方

この記事では、「白状」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「白状」の正しい読み方

「白状」の正しい読み方は「はくじょう」です。

「はく・じょう」共に音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

の間違った読み方や間違いやすい読み方

「白状」「しろじょう」「しらじょう」などと間違って読まれることがあります。

「白状」について説明

「白状」の意味は以下の通りです。

1つ目は「罪人が申し立てたことを記した文書」という元の意味です。

2つ目は転じて、「それまで隠していた事実や、自分が犯した罪を話すこと」という意味です。

「白状」は名詞として「白状する・した」「白状させる」などと使われます。

似た様な意味の言葉に「自白(じはく)」がありますが、こちらは「警察や検察が取り調べをしている時に、犯人が自分から罪を認めて話すこと」という意味です。

「白状」も同じように悪いことをしたと認めて話す時に使われますが、日常的に使われるという違いがあります。

「白状」の言葉の由来

「白状」「白」「しろ」とも読み「色・印・汚れなどがついていない」「明るくはっきりしている」から転じて「ありのままに言う」という意味、「状」「物の形・すがた・様子」から転じて「ものごとの様子や次第を記した文書」という意味、「白状」で、「ものごとの様子や次第について、ありのままに言ったことを記した文書」になります。

元々中世・近世における、犯人の自白書を表す言葉で、末尾に犯人の署名・捺印があるもののことでした。

転じて「罪や隠し事を、ありのままに話すこと」として使われる様になったのです。

まとめ

今回は「白状」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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