この記事では「白癬」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「白癬」の正しい読み方は「はくせん」
「白癬」の正しい読み方は「はくせん」です。
これは「白」の音読み「ハク」と「癬」の音読み「セン」を組み合わせた読み方になります。
「白癬」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「白癬」は、「白」を訓読みで「しろ」と読んで「しろせん」と読んでしまわないよう注意が必要です。
「白癬」について説明
「白癬」とは、白癬菌と呼ばれるカビの一種が原因で起こる皮膚の感染症のことです。
漢字の「癬」はダニやカビによって起こる感染症を意味しており、「皮膚糸状菌」というカビが白癬菌と呼ばれています。
足の指に起こる「水虫」も「白癬」の一種で、正式には「足白癬」といいます。
白癬菌はもともと土壌にいるカビで、田んぼで水につかると感染して足がかゆくなることから、水中にいる虫に刺されてかゆくなると思われていました。
そのため「足白癬」は「水虫」と呼ばれるようになりました。
「白癬」は、白癬菌に感染した皮膚と接触することでうつされてかゆみや赤み、発疹、皮膚が白くなるなどの症状を引き起こします。
足以外に股、顔、爪、背中などに感染して「白癬」を起こすこともあり、「頭部白癬」は「しらくも」、「顔面白癬」は「はたけ」など、それぞれ違う呼び方がつけられています。
人、動物の間で感染しやすいので、家族、ペット、格闘技をする人の間で感染者が出た場合は衛生管理に気を付け、感染を予防する必要があります。
まとめ
「白癬」の正しい読み方は「はくせん」です。
これはいわゆる「水虫」のことです。
「しろせん」と読まないように気を付けましょう。