この記事では、「白骨」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「白骨」の正しい読み方は「はっこつ」と「しろほね」どちら
「白骨」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「白」の漢字の音読みは「ハク・ビャク」で、訓読みは「しろ・しら」です。
また、「骨」の漢字の音読みは「コツ」で、訓読みは「ほね」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「はくこつ」と読め、それが発音を容易にする音変化の促音化で、「く」が詰まった「っ」に音変化したとすれば、「はっこつ」と読める可能性があることが分かります。
また、訓読み+訓読みで繋げば、「しろほね」と読めることも分かります。
しかし、この漢字の個別の読みの確認からは、いずれが正しかまでは分かりません。
さて、「白骨」の正しい読み方は「はっこつ」と「しろほね」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「白骨」は「はっこつ」と「しろほね」の、どちらも正しいと言えます。
ただし、読み方によって、その意味は異なります、
一般的には「はっこつ」の読みがよく知られていますが、辞書には「しろほね」の記載もあり、従っていずれも正しいと言えるのです。
「白骨」の意味
「白骨」を「はっこつ」と読む場合の意味は「風雨にさらされて白くなった骨こと」で、また、「しろほね」と読む場合は、「うるしなどを塗っていない扇の骨」の意味になります。
「白骨」の言葉の使い方や使われ方
・『森林の生い茂った下草の中で、白骨死体が偶然発見されました』
・『遺体は白骨化されており、所持品も見当たらないので、身元が判明するまでには、少し時間が掛かりそうです』
まとめ
一般的には、「はっこつ」の読みがよく知られていますが、辞書には「しろほね」の記載もあり、「はっこつ」も「しろほね」も、どちらの読み方も正しいと言えます。
読み方によって意味は異なり、「はっこつ」と読む場合の意味は「風雨にさらされて白くなった骨こと」で、また、「しろほね」と読む場合は、「うるしなどを塗っていない扇の骨」の意味になります。