「皺」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「皺」の読み方とは? 読み方

この記事では、「皺」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「皺」の正しい読み方

「皺」の正しい読み方は「さび・しぼ・しわ」です。

「さび・しぼ」は常用外で古語の読みかた、「しわ」は訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「皺」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「皺」「ひな」「かわ」「しま」などと間違って読まれることがあります。

「皺」について説明

「皺」の意味は以下の通りです。

「さび・しぼ」と読む場合、「糸の縒(よ)り具合で、織物の表面に現れる凹凸」「烏帽子(えぼし)の表面を漆(うるし)で加工して、ひだを寄せたもの」という意味です。

「しわ」と読む場合、「皮膚や紙・布などの表面にできる細い筋のくぼみ」「水面にできるさざなみ」という意味です。

日常では「しわ」として使われることがほとんどで、「目じりに皺がよる」「座り皺ができる」などと使われます。

語源は、「しわむ(皺む)」という言葉で、「萎縮する」という意味からの派生と言われています。

「皺」の言葉の由来

「皺」は漢字の意味から成り立つ語です。

「皺」という漢字は「束ねた飼料用の草」を表す「芻(すう・しゅ・す)」と、「皮(かわ)」が組み合わさっています。

「芻」は転じて「小さくまとめる」という意味になり、「皺」「小さく縮む皮」、つまり皮膚にできる筋や、織物の表面に現れるひだ」という意味で使われる様になりました。

まとめ

今回は「皺」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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