この記事では、「目眩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「目眩」の正しい読み方
「目眩」の正しい読み方は「めまい」です。
「め・まい」は訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
本来は「目眩い」と送り仮名が入るのですが、文化庁により、送り仮名を含む語句を名詞として使う場合、送り仮名は省略できるとされています。
「目眩」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「目眩」は「めくらまし」「もくげん」などと間違って読まれることがあります。
「目眩」について説明
「目眩」の意味は以下の通りです。
1つ目は「貧血や平衡感覚の障害などにより、起きている状態で目が回ったり、目の前が真っ暗になること」という意味です。
2つ目は、「精神的にショックなことがあり、激しく動揺して目の焦点が合いにくくなることのたとえ」という意味です。
「目眩」は名詞として「目眩がする・した」「目眩を覚える」などと使われます。
似た意味の言葉に「立ち眩み」がありこちらは「立ち上がるとき、または立っているときに急に目の前がくらくらすること」という意味で、「立った時」という動作を含む言葉です。
「目眩」の言葉の由来
「目眩」は漢字の意味から成り立つ語です。
「目」は「目」「目で見ること」という意味、「眩」は「くら(む)」とも読み「めが回る」「目がくらむ」「まどわす」「判断が乱れる」という意味、「目眩」で「目が回ること」「動揺して目で見た判断が乱れること」になります。
まとめ
今回は「目眩」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。