この記事では、「直向き」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「直向き」の正しい読み方は「ひたむき」と「ちょくむき」どちら
「直向き」の「直」は、音読みで「チョク」、「ジキ」、訓読みで「ただ(ちに)」、「なお(す)」、「ひた」などと読みます。
また「向」は、音読みで「コウ」、訓読みで「む(かう)」、「む(く)」などとなります。
「直」と「向」を訓読みにすると、「ひたむき」と読むことができます。
一方、「直」を音読み、「向」を訓読みで読むと、「ちょくむき」になりますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「直向き」は「ひたむき」と読みます。
「直向き」は「ちょくむき」ではなく、「ひたむき」と読むようにしましょう。
「直向き」の意味
「直向き」とは、専(もっぱ)ら一つのことだけに心を向けて熱中する様子のことを言います。
「直向き」の「直」は、「なおす」、「まっすぐ」、「ひた」などを意味しています。
また「向」は、「むこう」、「むき」、「むく」などを表しています。
そのため、「直向き」は漢字の意味から見ると、「真っ直ぐ向く」と言うような意味合いになります。
「直向き」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女は好きなことに対しては、直向きに情熱を燃やすことができます』
・『彼の真剣で直向きな姿を見て、エールを送りたくなりました』
・『直向きで一生懸命に子育てをしている野鳥の姿に感動しました』
まとめ
「直向き」と似た意味の語としては、「一途(いちず)」、「一筋(ひとすじ)」、「真摯(しんし)」などが挙げられます。
また、「直向き」と反対の意味を持つ語では、「怠惰(たいだ)」、「怠慢(たいまん)」、「無精(ぶしょう)」などがあります。
「直向き」は「ちょくむき」ではなく、「ひたむき」と読むことを覚えておくと良いでしょう。