この記事では、「直隠し」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「直隠し」の正しい読み方は「じきかくし」と「ひたかくし」どちら
なにがなんでも絶対に人に言ってはいけないことを、ずっと自分の胸の中にしまっておきたいと思うことを「直隠し」【ひたかくし】といいます。
自分の正体を絶対に明かさないように隠したり、友達から聞いた秘密を絶対にばらさないと誓いを守るという意味で使われている言葉です。
正しい読み方の結論
「直」は訓読みで「ひた」になり、意味は正しい、真っ直ぐという意味があります。
「隠」は訓読みで「かくす」と読んでかくれるという意味があるため、「ひたかくす」の読み方が正しい言葉です。
もう一方の「じきかくし」という読み方は一般的ではありません。
「直隠し」の意味
自分が過去にやらかした仕事での失敗を人に知られては会社で働きにくいときや、魔が差して人のものに手をつけてしまったなど自分だけの胸にしまっておくことを「直隠し」といいます。
また、友人や親など自分の親しい者の恥ずかしい過ちや悪い行いを人に伝えることなく、一生話さないと強く心に決めて生きる「直隠し」する人もいるわけです。
それだけ知られてはいけない出来事や行為してしまった自分の過ちや、身分を隠さないと人と付き合いにくいといったとき使います。
「直隠し」の言葉の使い方や使われ方
・『貴族の娘と付き合っているが、身分が低いことは直隠しにした』
・『牢屋に入っていたことが知られないように、過去を直隠しにする』
・『自分という存在をひたすら直隠しにして、がむしゃらに生きてきた』
まとめ
人には絶対に知られないように生きることで、前向きに生きられることもありますので、自分なりにどのようなことを隠して生きればいいか「直隠し」するものを考えてみるといいでしょう。