この記事では、「省みる」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「省みる」の正しい読み方は「かえりみる」と「こころみる」どちら
「省みる」の読み方として予測できるものに、「かえりみる」と「こころみる」があります。
「かえりみる」と「こころみる」の二つの読み方のうち、「省みる」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「省みる」の正しい読み方の結論は、「かえりみる」が正しい読み方になります。
「省みる」という動詞に使用されている「省」という漢字の音読みは「セイ・ショウ」で、訓読みは「かえりみる・はぶく」になります。
「省」という漢字の訓読みに「こころみる」の読み方はありません。
そのため、「省みる」を「こころみる」と読むのは明らかな誤読です。
「こころみる」という読み方ができる漢字表現は「試みる」になります。
「省みる」の意味
「省みる」の意味は、「自分がした行為や発言を振り返ってみて、その是非善悪や問題点などについて考えること」を意味しています。
「省みる」というのは、「過去の自分の言動や振る舞いなどを思いだして反省する」といった意味のニュアンスを持っている動詞の言葉なのです。
「省みる」の言葉の使い方や使われ方
「省みる」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『先生ご自身が自分の生徒に対する非常識な振る舞いや指導を省みる必要があるのです』
・『儒教道徳では修身という言葉が多用されますが、修身の基本を自己の行いを省みることにあります』
・『自分が家族や友達にしてきた行為を省みてみると、反省して改めるべき部分が少なからずあることに気づかされます』
まとめ
この記事では、「省みる」の正しい読み方「かえりみる」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「省みる」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。