この記事では、「瞳孔」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「瞳孔」の正しい読み方は「どうこう」
「瞳孔」は「どうこう」と読むのが正しい言葉です。
「瞳」の字を「どう」と読み、「孔」を「こう」と読みます。
双方共に音読みになります。
「瞳孔」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「瞳孔」の間違いやすい読み方は「ひとみあな」です。
訓読みでは「瞳」は「ひとみ」、「孔」は「あな」と読みますが、「瞳孔」においては「瞳」と「孔」の音読みを取り入れた「どうこう」が正しい読み方になります。
また、双方の漢字の音読みと訓読みを混ぜ合わせて「どうあな」や「ひとみこう」などと読んだりしないよう注意しましょう。
「瞳孔」について説明
「瞳孔」は「眼球において、茶目と呼ばれる虹彩の中央に位置する丸いあな」のことを指し、「黒目」とも呼ばれています。
「瞳孔」は光の量を調節する働きがあり、明るい場所では目に入る光の量を減らすために小さくなり、暗い場所ではより多くの光を取り入れるために大きくなります。
人間の場合、「瞳孔」は2cmから6mm程度の間で変化するといわれています。
「瞳孔」の大きさには年齢差があり、若い年齢の人の「瞳孔」は大きく、加齢につれて小さくなっていくのが一般的です。
なお、「瞳孔」に茶色の紐状の物が張ったように見える病気のことを「瞳孔膜遺残」、「瞳孔」が虹彩の真ん中から外れたところに位置し円形ではない形をしている病気のことを「瞳孔偏位」といいます。
まとめ
「瞳孔」の正しい読み方は「どうこう」です。
「ひとみあな」や「どうあな」「ひとみこう」などと読み間違えないよう注意が必要です。
「瞳孔」が光を調節する重要な部位である点も覚えておきましょう。
ぜひ漢字の正確な読み方を学ぶ参考にしてください。