この記事では、「石灯籠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「石灯籠」の正しい読み方は「いしとうろう」と「いしどうろう」どちら
石灯籠の漢字を見て、いしとうろうと読んでしまう人が珍しくありません。
実際に石の漢字は単体で、いしと読む上に、その後に続く灯籠も、とうろうと読む事が出来ます。
なのでその2つの読み方を合体させて石灯籠を、いしとうろうと読んでしまうのです。
所がその読み方は誤りで、石灯籠は、いしどうろうと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
石灯籠は、いしどうろうと読むべき言葉です。
とはいえ石のいしはともかく、灯籠をどうろうと読む事に関して、疑問に思う人も少なくありません。
そもそも灯籠には、どうろうという読み方は存在していなかったりします。
それもそのはずで、いしとうろうではなく、いしどうろうと読むのは、連濁と呼ばれる少し特別な読み方によるものです。
ちなみに連濁とは、2つの語が結び付いて1つの語を形成する際には、後ろの語頭が清音から濁音に変化するというものだったりします。
そのため石灯籠は、いしどうろうと読むのが正解となっているのです。
「石灯籠」の意味
石灯籠は、いしや鉱物の欠片といった意味がある石の漢字に、屋外に設置する照明具の1つといった意味を持っている灯籠の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ石灯籠は、石で造られた灯籠といった意味を表すのです。
「石灯籠」の言葉の使い方や使われ方
・『石灯籠の明かりを頼りにこの道を進んで行きます』
・『夜になるとこの辺一帯に置かれた石灯籠に明かりが灯され、非常に幻想的な雰囲気になるのです』
・『うちの家の庭には、父が設置した石灯籠があります』
まとめ
石灯籠の文字を、いしとうろうと読んでしまう人がいます。
ですが残念ながらその読み方は間違いで、石灯籠は、いしどうろうと読むのが正解な言葉です。
そんな石灯籠ですが、石で造った灯籠という意味の言葉として用いられています。