「砂像」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「砂像」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「砂像」の正しい読み方は「さぞう」
「砂像」の正しい読み方は「さぞう」です。
「砂」には「砂漠」【さばく】「黄砂」【こうさ】など「さ」という読み方があります。
「像」は「仏像」【ぶつぞう】「坐像」【ざぞう】など「ぞう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「さぞう」が「砂像」の正しい読み方です。
「砂像」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「砂像」のよくある間違った読み方として挙がるのが「すなぞう」「しゃぞう」です。
「砂」には「砂場」【すなば】「砂絵」【すなえ】など「すな」という読み方があるほか「砂石」【しゃせき】「土砂」【どしゃ】など「しゃ」とも読みます。
どちらの読み方も「砂像」には当てはまりません。
「砂像」について説明
「砂像」とは、「砂で作った立体彫刻」のことです。
砂と水だけを材料にして作る彫刻作品を指します。
砂だけを固めても時間が経つとサラサラと崩れてしまいますが、適度な水を混ぜた砂に圧力を加えて固め乾燥させると石のように強い塊になります。
砂の塊を整えながら削って仕上げた彫刻作品が「砂像」です。
偉人の肖像や世界の建築物など、どんな形にでも加工できる砂の特性を利用してさまざまな作品が作られています。
砂丘で有名な鳥取には「砂像」専門の美術館があります。
「砂像」の言葉の由来
「砂で作る像」に由来します。
まとめ
「砂像」はもろく崩れやすい砂のイメージをいい意味で裏切る見事な立体作品です。
コンテストも開かれているポピュラーな美術技法なので正しい読み方を知っておきましょう。