「祝言」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「祝言」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「祝言」の正しい読み方は「しゅうげん」
「祝言」の正しい読み方は「しゅうげん」です。
「祝」には「祝儀」【しゅうぎ】「祝詞」【しゅうし】など「しゅう」という読み方があります。
「言」は「言動」【げんどう】「名言」【めいげん】など「げん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しゅうげん」が「祝言」の正しい読み方です。
「祝言」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「祝言」のよくある間違った読み方として挙がるのが「しゅくげん」「しゅうごん」です。
「祝」には「祝福」【しゅくふく】「祝日」【しゅくじつ】など「しゅく」という読み方があり「言」は「伝言」【でんごん】「文言」【もんごん】など「ごん」とも読みます。
どちらの読み方も「祝言」には当てはまりません。
「祝言」について説明
「祝言」とは、「結婚式」のことです。
本来はお祝いのために述べる言葉やお祝いの場で口にする話などを指す言葉ですが多くの人が祝いの言葉を口にする集まりであることから転じて結婚を誓い合う婚礼の儀式、つまり「結婚式」を表す意味で使われています。
現在は一般的に使われる言葉ではなく、時代劇や時代小説などで見る古い言い回しです。
「祝言」の言葉の由来
元々は親戚や仲間内など親しい人たちが集まって互いに祝いの言葉を述べる儀式を指していましたが、そこから結婚を誓う婚礼の儀式や祝の宴席全般を表すようになったとされています。
まとめ
「祝言」は現代ではあまり使われない古めかしい言い回しです。
読み間違えやすいので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。