この記事では、「神田」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「神田」の正しい読み方は「かんだ」と「かみだ」どちら
神田という漢字表記を目にした人の中には何となく、かみだと読む人もいたりするものです。
確かに神の漢字はかみと読めるし、田の漢字もたと読める事から神田は、かみだと読めそうだったりします。
ですが実際は神田は、かみだではなく、かんだと読むのが正しい読み方です。
正しい読み方の結論
神田は、かんだと読むのが正解な言葉となっています。
ただし神の漢字は単独でも、かんという読みがありますが、田の漢字は単体で、たとは読みますが、だという読み方はありません。
というのもこれは、日本語の連濁という少し特殊な読み方によるもので、2つの語が結び付いて1つの語になる際に、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する事があるのです。
神田はそんな連濁により、かんだと読む事が出来ます。
「神田」の意味
神田は、東京都千代田区の北東部にある地域を表す言葉です。
そもそもこの地にはかつて、伊勢大神宮に稲の初穂を納める田んぼがあった事から、この名前が付けられたとされています。
「神田」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女とは、神田駅の駅前で合流する予定です』
・『今週末に、神田周辺で古本屋巡りをします』
・『JRの神田駅に到着したら、地下鉄に乗り換える必要があります』
まとめ
神の漢字はそのまま、かみと読めるし、田もたと読める事から、神田という漢字を見て思わず、かみだと読んでしまう人がいるのです。
ですが神田を、かみだと読むのは間違いで正しくは、かんだと読むべき言葉となっています。
そんな神田は主に、東京都千代田区内にある一地域を示す言葉として用いられているのです。