給料と並ぶ会社選びの重要ポイントが「福利厚生」です。
充実度や手厚さといった形で表現されるこの言葉、具体的にはどんな意味で何が正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「福利厚生」の正しい読み方と意味について解説します。
「福利厚生」の正しい読み方は「ふくりこうせい」と「ふくりあっせい」どちら
「福利厚生」の読み方として「ふくりこうせい」と「ふくりあっせい」の2つが浮かびます。
「ふくりこうせい」と「ふくりあっせい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「福利厚生」の正しい読み方は「ふくりこうせい」です。
「福」は「福祉」【ふくし】「幸福」【こうふく】など「ふく」と読み、「利」は「利益」【りえき】「金利」【きんり】など「り」と読みます。
「厚」は「厚遇」【こうぐう】「濃厚」【のうこう】など「こう」と読むほか、「厚岸」【あっけし】のように「あっ」という読み方もあります。
「生」の読み方は「生物」【せいぶつ】「人生」【じんせい】など「せい」です。
それぞれの読み方を合わせると「ふくりこうせい」と「ふくりあっせい」になりますが、「福利厚生」の正しい読み方は「ふくりこうせい」で「ふくりあっせい」は間違った読み方です。
「福利厚生」の意味
「福利厚生」とは、「企業が従業員とその家族のために提供する非金銭報酬」を意味する言葉です。
企業従業員とその家族の幸福や生活向上のために給料やボーナスとは別に提供する報酬の一種で、物品やサービスなど金銭ではない形で与えられます。
「福利厚生」の言葉の使い方や使われ方
・『福利厚生が充実している会社』
・『給料は高いが福利厚生はイマイチだ』
・『健康保険は福利厚生の一種である』
まとめ
「福利厚生」の正しい読み方は「ふくりこうせい」で「ふくりあっせい」は間違いです。
働く人にとって重要な意味を持つ言葉なので正しい読み方を覚えておきましょう。