この記事では、「私供」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「私供」の正しい読み方は「わたしども」と「わたしきょう」どちら
「私供」の熟語の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「私」の漢字の音読みは「シ」で、訓読みは「わたくし・わたし」です。
また、「供」の漢字の音読みは「キョウ・ク」で、訓読みは「そな(える)・とも」です。
ここから、訓読み+訓読みで繋げば「わたしとも」と読め、これが発音を容易にする音変化の連濁により「とも」が「ども」に変化したとすれば、「わたしども」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「わたしきょう」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析からは判断することは出来ません。
さて、「私供」の正しい読み方は「わたしども」と「わたしきょう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「私供」の正しい読み方は「わたしども」で、「わたしきょう」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な湯桶読みではなく、訓読みを重ねた読み方が正しいと言うことになります。
また、「私供」は「私」のもう一つの訓読みを使って、「わたくしども」と読まれることもあります。
「私供」の意味
「私供」とは「一人称の人代名詞で、自分や自分達を遜って言う言葉」です。
最近では「私供」ではなく、一般的には「私共」の表記が使われています。
「私供」の言葉の使い方や使われ方
・『最近では、「私供」ではなく、「私共」の表記が使われています』
・『私供家族も、元気に暮らしております』
まとめ
「私供」の正しい読み方は「わたしども」で、「わたしきょう」と読むのは間違いです。
また、この「私供」とは「一人称の人代名詞で、自分や自分達を遜って言う言葉」です。
