この記事では、「私意」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「私意」の正しい読み方は「しい」と「しごころ」どちら
「私意」の読み方として予想できるものに、「しい」と「しごころ」があります。
「しい」と「しごころ」の二つの読み方のうち、「私意」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「私意」の正しい読み方の結論は、「しい」が正しい読み方になります。
「私意」の名詞に使われている「意」という漢字の音読みは「イ」であり、訓読みは「こころ・おもう(常用漢字表にない読み方)」です。
ただし「私意」の言葉では音読みの「イ」が使われて、「しい」と読むのが正しい読み方です。
そのため、「私意」を「しごころ」と読むのは明確な誤読で、「意」を「こころ」と読む常用漢字表外の訓読みはめったに使われることがありません。
「私意」の意味
「私意」の意味は、「(他の人の意見と一致するかどうかは考えていない)自分個人の考え方や意見」を意味しています。
「私意」の言葉には、「客観的な主張ではない・世間一般で通用するとは限らない」といったニュアンスもあります。
「私意」のもう一つの意味として、「自分だけが利益を得ようとする私欲の心・公平さに欠けている私心」もあります。
「私意」の言葉の使い方や使われ方
「私意」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『公の議会の討論において、私意を長々と述べることははばかられます』
・『私の取り組んできた慈善事業に私意がないことを客観的に証明する方法を考えているところです』
・『人は他人に命令できるような大きな権力を握ってしまうと、私意を図ろうとする邪な思いに駆られやすくなるのです』
まとめ
この記事では、「私意」の正しい読み方「しい」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「私意」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の内容を参照してみてください。