金へんに重で「鍾」の読み方とは?簡単に解釈

金へんに重で「鍾」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

この記事では、「鍾」の読み方を分かりやすく説明していきます。

金へんに重で「鍾」の読み方

「鍾」という漢字は訓読みでは「鍾(あつ)まる」「さかずき」と読み、音読みでは「ショウ」と読みます。

「鍾」の意味や解説

「鍾」には「あつまる」「あつめる」「かね」「釣鐘」「さかずき」「さかつぼ」という意味が含まれています。

「鍾」は金属と土地の神を祭るために柱状に固められた土、金属の象形である「金へん」に重い袋の両端を括った様と人が立っている様の象形である「重」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「鍾」の熟語での使い方や使われ方

・『鍾美』【しょうび】
「美を一身に集めること」「大勢いる中で1人だけ際立って美しいこと」を意味する言葉です。

・『鍾乳洞』【しょうにゅうどう】
「石灰岩の割れ目から入った雨水や地下水により形成された洞窟」を意味する言葉です。

・『鍾乳体』【しょうにゅうたい】
「植物の細胞壁の一部分が炭酸カルシウムなどの沈着が原因で塊となり、細胞内に突出したもの」を意味する言葉です。

・『鍾乳石』【しょうにゅうせき】
「鍾乳洞の天井から氷柱状に下がっている白色や灰色の沈殿物」を意味する言葉です。

・『鍾愛』【しょうあい】
「とても好きこのむこと」「大切にして可愛がること」を意味する言葉です。

「鍾」の名前での使われ方

・『石鍾』【いしがね】
東京都に見られる日本の名字です。

・『大鍾』【おおがね】
千葉県や愛知県、静岡県、東京都、栃木県に見られる日本の名字です。

・『押鍾』【おしがね/おしかね】
長野県や東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に見られる日本の名字です。

まとめ

「鍾」は訓読みでは「鍾(あつ)まる」「さかずき」と読み、音読みでは「ショウ」と読む漢字でした。

そして、「鍾」には「あつまる」「あつめる」などの意味が含まれています。

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