この記事では、「秋刀魚」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「秋刀魚」の正しい読み方は「さんま」と「しゅうとうぎょ」どちら
秋刀魚という漢字を見て中には、しゅうとうぎょと読んでしまう人がいるものです。
確かに秋の漢字は、しゅうという読み方が存在する上に、刀もとうと読むし、魚もぎょと読む事が可能です。
そのためそれらの読み方を組み合わせる事で、秋刀魚を、しゅうとうぎょと読んでしまう事自体は理解出来ます。
ですが残念ながら秋刀魚を、しゅうとうぎょと読むのは誤りです。
秋刀魚は、さんまと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
秋刀魚は、さんまと読むのが正解です。
とはいえ秋刀魚という文字だけを見て、どうしてこれを、さんまと読むのか理解出来なかったりします。
そもそもが、秋の漢字はさ、刀をん、魚をまという読み方はしません。
これらは熟字訓と言われる特別な読み方で、3つの漢字が組み合わさった時だけ、さんまと読む事になっているのです。
なので秋刀魚は、さんまと読むとシンプルに覚えておく事が大事だったりします。
「秋刀魚」の意味
秋刀魚の文字表記を見れば理解出来る事ですが、あきという季節を意味する秋の漢字に、かたなやや刃物といった意味を有する刀の漢字に、さかなを意味する魚の文字を加える事で完成した言葉です。
以上の事から秋刀魚は、ダツ目サンマ科の海水魚を表します。
「秋刀魚」の言葉の使い方や使われ方
・『隣家から、秋刀魚を焼く美味しそうな匂いがします』
・『この港での秋刀魚の水揚げ量は、年々減り続けているのです』
・『今夜の夕飯にと、帰りにスーパーで秋刀魚を買いました』
まとめ
秋刀魚を、しゅうとうぎょと読むのは間違いで、正しくはさんまと読むのです。
とはいえ秋刀魚をさんまと読むのは、熟字訓という特殊な読み方である事を把握しておく必要があります。
そんな秋刀魚は、秋の味覚としても有名なダツ目サンマ科の海水魚を示す言葉です。