この記事では、「秋桜」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「秋桜」の正しい読み方は「こすもす」と「あきざくら」どちら
「秋桜」の読み方を考えるために、最初にこの熟語を構成する漢字の個別の読みを確認します。
「秋」の漢字の音読みは「シュウ」で訓読みは「あき」です。
また、「桜」の漢字の音読みは「オウ」で訓読みは「さくら」です。
ここから、訓読み+訓読みで繋げると、「秋桜」は「あきさくら」と読め、これが発音をし易くするための「連濁」と呼ばれる変化により、「あきざくら」との読みになることは考えられます。
しかし、この個別の漢字の読み方からは、「こすもす」とは読めそうにないと言えますが、結論として、いずれの読みが正しいのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「秋桜」の読み方としては、「こすもす」と「あきざくら」どちらも正しい読み方です。
しかし、一般的には「こすもす」と読まれるのことが多いと言えます。
ちなみに、先に漢字毎の読みからは、「こすもす」と読むのは難しいと説明しましたが、この読み方は「熟字訓」と呼ばれる読み方で、熟語全体に読み方を付けたものです。
従って、それぞれの漢字の読みを繋いだ読み方ではありません。
こうした熟字訓は、読み方を覚える以外、漢字から推察することが難しいと言えます。
「秋桜」の意味
「秋桜」は言うまでもなく「秋に花の咲くキク科の植物」の名前です。
「秋桜」の言葉の使い方や使われ方
・『秋桜が咲き始めると、暑い夏も終わりを迎えたと感じます』
・『秋桜は、歌のタイトルや歌詞にしばしば使われる草花です』
まとめ
「秋桜」の読み方としては、「こすもす」と「あきざくら」どちらも正しい読み方です。
「こすもす」との読み方は、「熟字訓」と呼ばれる読み方です。
また、この「秋桜」とは、「秋に花の咲くキク科の植物」の名前です。