この記事では、「秘術」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「秘術」の正しい読み方は「ひじゅつ」と「ひすべ」どちら
「秘術」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「秘」の漢字の音読みは「ヒ」で、訓読みは「ひ(める)」です。
また、「術」の漢字の音読みは「ジュツ」で、訓読みは「わざ・すべ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ひじゅつ」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「ひすべ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、この個別の漢字の読み方の分析からは、いずれが正しいかを判断することは、残念ながら出来ません。
さて、「秘術」の正しい読み方は「ひじゅつ」と「ひすべ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「秘術」の正しい読み方は「ひじゅつ」で、「ひすべ」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことです。
ちなみに、「術」の漢字を使った熟語で、「すべ」と読ませる熟語は、辞書を調べても、見当たりませんでした。
「秘術」の意味
「秘術」は「秘密にして人に明かさない術・技や、特別の効果をもたらす奥の手のこと」を意味する言葉です。
「秘術」の言葉の使い方や使われ方
・『重病を治す秘術を有するとして、怪しげな金儲けをする人は昔から絶えず存在します』
・『経営を立て直す秘術などはなく、戦略を立て、それを着実に遂行し続ける以外に方法はありません』
まとめ
「秘術」の正しい読み方は「ひじゅつ」で、「ひすべ」と読むのは間違いです。
また、この「秘術」とは「秘密にして人に明かさない術・技や、特別の効果をもたらす奥の手のこと」を意味する言葉です。