この記事では、「稚い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「稚い」の正しい読み方は「あどけない」と「いとけない」どちら
「稚い」の「稚」は、音読みで「ち」、訓読みで「いとけな(い)」などと読みます。
「稚」を訓読みで読むと、「いとけない」になります。
そのため、「あどけない」とは読めません。
正しい読み方の結論
「稚い」は「いとけない」と読みます。
また、「いとけない」は「稚けない」と表すこともできます。
一方、「あどけない」を表す漢字はなく、そのまま平仮名(ひらがな)で表します。
「稚い」の意味
「稚い」とは、おさない、年が少さい、頑是無い(がんぜない)などの意味があります。
「稚い」の「稚」は、「いとけない」、「おさない」、「あどけない」などを表しています。
「いとけない」と読む漢字では他にも、「幼い」、「幼けない」があります。
「稚い」と似た意味を持つ語としては、「幼稚」、「子供っぽい」、「稚拙」などが挙げられます。
「稚い」の言葉の使い方や使われ方
・『幼鳥はまだ稚い感じが残っていて、とても愛らしい』
・『私にはまだ手が掛かる稚い子供が三人おります』
・『稚い子供と可愛らしい動物の組み合わせは最強です』
まとめ
「稚い」は音読みで「ち」と読むことは知っていても、訓読みは案外、分からないかもしれません。
また、「いとけない」よりも、「あどけない」の方が、一般的にも多く使われているようです。
「あどけない」とは、子供などの見た目の姿やふるまいが、無邪気で可愛いらしいことを表しています。
そのため、「あどけない」と「いとけない」では、似たような意味合いを持っています。
しかし、「あどけない」の方は、無邪気で可愛いらしい意味もあるので、両者はその点が異なります。