この記事では、「穀雨」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「穀雨」の正しい読み方は「こくう」と「ごうう」どちら
「穀雨」の「穀」は、音読みで「コク」、訓読みはありません。
また「雨」は、音読みで「ウ」、訓読みで「あま」、「あめ」となります。
「穀」と「雨」を音読みにすると、「こくう」と読むことができます。
しかし、「穀」は「ごう」とは読まないので、「ごうう」と読むことはできません。
正しい読み方の結論
「穀雨」の正しい読み方は「こくう」です。
「穀」は「こく」とは読めますが、「ごう」とは読みません。
「ごうう」を表す漢字表記には、「豪雨」がありますが、「穀雨」とは読み方も意味も異なります。
「穀雨」は「ごうう」ではなく、「こくう」と読むようにしましょう。
「穀雨」の意味
「穀雨」とは、二十四節気の一つで、太陽暦では四月二十日頃のことを言います。
「穀雨」の「穀」は、「こくもつ」、「こくるい」、「よい」などを意味しています。
また「雨」は、「あめ」、「あま」、「空から降る水滴」などを表しています。
そのため、「穀雨」は漢字の意味から見ると、「穀物を潤す雨」と言うような意味合いになります。
「穀雨」の言葉の使い方や使われ方
・『穀雨の頃に降る雨を「菜種梅雨(なたねづゆ)」と呼んでいます』
・『穀雨の頃は、種まきや苗を育てるための雨が必要な時期です』
・『二十四節気の「穀雨」の前は「清明」で、後は「立夏」になります』
まとめ
「穀雨(こくう)」と「豪雨(ごうう)」はどちらも、雨に関する言葉ですが、意味が違うので、間違えないように気を付けたいものです。
「穀雨」は「ごうう」ではなく、「こくう」と読むことを覚えておくと良いでしょう。