「突沸」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「突沸」の読み方とは? 読み方

この記事では、「突沸」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「突沸」の正しい読み方

「突沸」の正しい読み方は「とっぷつ」です。

「とっ・ぷつ」は音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「突」の音読みは「とつ」ですが、「とっ」と読むのは促音化(そくおんか)です。

促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。

また、「沸」の音読みは「ふつ」ですが、「ぷつ」と読むのは半濁音化(はんだくおんか)です。

半濁音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、前の語が促音や鼻音の場合、発音し易くする為に後の語の頭が「ハ行」から「パ行」に変化する文法です。

「突沸」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「突沸」「とつふつ」「つくわき」などと間違って読まれることがあります。

「突沸」について説明

「突沸」とは「沸点に達するまで熱しても沸騰しない液体を、更に加熱しつづけると、一気に激しく沸き立ち、液体が飛び散るほどになる現象」という意味です。

さまざまな原材料が混ざっている液体では、沸点を超えても沸騰しない場合があり、非常に不安定な状態になります。

更に加熱することで突然沸騰して、内部から大量の気泡が発生して、飛び散る現象です。

ガスやIHだけでははなく、電子レンジでの調理でも発生することがあります。

「突沸」の言葉の由来

「突沸」は漢字の意味から成り立つ語です。

「突」「つき出る」「つきあたる」から転じて「にわかに」「出し抜けに」という意味、「沸」「わきあがる」「にえたつ」という意味、「突沸」「にわかにわきあがること」になります。

まとめ

今回は「突沸」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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