この記事では、「童顔」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「童顔」の正しい読み方は「どうがお」と「どうがん」どちら
「童顔」の正しい読み方を考えるために、この熟語で使われている漢字の個別の読みを説明します。
「童」の漢字の音読みは「ドウ」で、訓読みは「わらべ・わらわ」です。
また「顔」の漢字の音読みは「ガン」で、訓読みは「かお」です。
従って音読み+訓読みで繋げれば「どうかお」となり、これが発音を容易にするための「連濁」と呼ばれる変化をしたとすれば、「どうがお」と読める可能性があります。
この場合は、「重箱読み」となります。
また単純に音読み+音読みで繋ぐと、「どうがん」と読むことが出来ます。
この分析からは、いずれの読み方もあり得ると言え、どちらが正しいかは判断できません。
さて、「童顔」の正しい読み方は「どうがお」と「どうがん」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「童顔」の正しい読み方は「どうがん」で、「どうがお」と読むのは間違いです。
この読み方では、「重箱読み」ではなく、素直に音読みを重ねた読み方が正しかったことになります。
ちなみに、主題とは直接関係ありませんが、訓読みを重ねた「わらわがお」との読み方をされることがあり、この読み方も正しいと言えます。
「童顔」の意味
「童顔」とは、「子供の顔、及び大人なのに子供のような若々しい顔つきのこと」を意味する言葉です。
「童顔」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女は童顔で、ショートヘアーがよく似合っている』
・『彼は30歳前とは思えぬ童顔です』
まとめ
「童顔」の正しい読み方は「どうがん」で、「どうがお」と読むのは間違いです。
また、「童顔」とは、「子供の顔、及び大人なのに子供のような若々しい顔つきのこと」を意味する言葉です。